50代男性:脊柱管狭窄症、腰痛、両足の痺れの改善

来院理由

整形外科や整骨院に通っていたが2年経っても治らなくて来院

患者さんの初来院時の主訴

歩行時痛・痺れ
座位から立位になる際の腰の痛み

 

いつどんな施術をしたのか?(良くなっていくまでの過程)

初回施術(発症初期)

初回時は常時腰の痛みと下肢全体の痺れがあり歩行時も10分歩行すると休憩を挟まないと歩けない状況でした。姿勢分析をしたところ
腰痛と痺れに対して筋肉調整(筋肉を緩める治療)と症状別矯正(猫背治療)で対応。術後、しびれは出るものの痛みは半分までさがり、我慢はできる程度になった。
最後に、炎症を少しでも抑えるために自宅でのアイシングも行って貰い経過を見ていく。

2回目の施術(2日後)

昨日と比べると、痛みは減ったがしびれは残る為。同様の治療にプラスでWB体操の指導。

3回目の施術(2日後)

更に、痛み減り常に感じることはなくなりました。痺れの範囲も、足全体から下腿外側のみになった。

1週間後

歩行時30分歩いても痛みでなくなった。痺れも、長時間歩かなければ出ないようになった。
状態は改善傾向にあるが、歩行時には必ず症状が出てくる。
腰と臀部にかけてハリが強く出ていたため、鍼治療を行った。術後はハリ感も取れて歩行時も動きが滑らかになっていた。

2週間後

歩行時の痛み消失。痺れも日常生活では、支障が出ないほど改善。
状態も良くなってきているので、周一のペースで引き続き鍼治療、筋肉調整、症状別治療を行う。

担当者コメント

今回の症状は普段の生活習慣からの身体の歪み、歩行習慣から繋がったと考える。
骨格からは骨盤の前傾が強く腰の反りが出ている為腰にストレスがかかっていると考えました。
また、それにより神経にストレスがかかり痺れにつながっていた可能性が高い。
症状別治療では骨格を、鍼治療と筋肉調整では痛みを出している筋肉に対して治療を行い、
患者さんも自宅でのセルフケア(アイシング、体操)を頑張ってくれていたので痛みの改善につながったと考えます。